- 婚活で多くの人が後悔すること
- なぜ後悔が起きるのか
- 後悔しないための心がけ
「婚活で最も後悔すること」は、男女関係なく大体共通しています。
筆者は日々結婚相談所で婚活する方々を見ているのですが、彼や彼女らが必ずといっていいほど後悔することがあります。
そしてこれは婚活を長期で苦戦している人ほどその傾向があるようです。
「あの時ああすればよかった」とか「なんであの時あんなことを言ってしまったのだろう」などの小さな後悔は、ほぼ全員が経験することかと思います。
今回お伝えすることはもっと根本的で、かつ取り返しのつかないことになりやすい後悔です。
婚活男女が最も後悔すること
これは特に結婚相談所での婚活において起こりやすいのですが、婚活者が最も後悔することとは、
最初の方に会ったあの人にしておけば良かった
です。
特に最初の5人の内の誰かで起こることが多く、これにぶち当たった婚活者は痛烈に後悔しやすいです。
「え、なんで最初の方に会った人に偏るの?」と思いましたね。
ではなぜこんなことが起きるのか、深掘りしていってみましょう。
結婚相談所からのおすすめ
実は多くの結婚相談所では、登録直後においてその相談所の会員の中からこちらの条件に合いそうな人を紹介してくれます。
よほど悪質なビジネス目的の相談所でない限り、まずは今いる会員の中からこちらの条件に合った会員をおすすめしてくれるんです。
ここがチャンス期間で、それが最初の3~5人になりやすい、ということです。
ここで言う3~5人というのはお見合い以上に発展した人の数でして、紹介してくれた人の数というわけではありません。
相談所もいたずらに評判を落としたくないので、最初から見当違いな、こちらの希望に則していない10歳も20歳も上の低所得の相手を紹介することはほぼありません。
もしいきなり希望外の相手ばかり紹介してくる相談所に当たった場合は今発生している月会費分が終わり次第他の相談所へ移ってください。
間違いなくカモにされています。
あるいはその地域で結婚相談所として市場を独占している相談所も希望に則さない会員をワンチャン狙いでぶつけがちなのでご注意を。
ひどい話ですが、人の少ない地方で活動するほどこちらの意にそぐわない相手ばかり紹介してくる相談所に当たりやすいです。
なぜ最初の5人?
「結婚相談所で出会う最初の5人」までを適当にあしらってしまうと後が困難になりやすいです。
なぜ最初の5人かというと、彼や彼女らはこちらの条件を受け入れてくれる人になりやすいからです。
結婚相談所の仲人が紹介してくる異性は、あらかじめ双方の条件を確認したうえで紹介してくる人になります。
つまり、こちらが提示している条件と相手が提示している条件が合致していることが多いのです。
ということは、
条件が合致する人は、会う人が変わるたびに減っていくということです。
そのため、最初のうちはスイスイお見合いまで行きやすいのですが、「あの人はあれがダメだ」、「この人はここが合わない」とやっているといつの間にか会える人自体が減っていくのです。
そうなってしまった場合は自力でこちらの条件も受け入れてくれる人を探していくことになります。
こうなるとなかなかにハードで泥沼で、最初に会っていた人たちよりも条件の良くない人たちの中からも探すことになり、想像以上にハードとなります。
もちろん新規で登録した人にこちらの条件が合う人がいれば申し込んでいきたいところですが、新規登録者は人気が集まりやすいため、申込者過多によりこちらの申し込みが埋もれがちです。
ところで、何人もの人に会って自分の理想の相手を見つけて行ける人もいますが、大体は本人自体が相当条件の良い人になります。
例としては20代の可愛い女性、30代までのハイステータスな男性です。
少し厳しい話になりますが婚活者の多くはここに当てはまらないため、こちらの条件と合った中で紹介される最初の5人は特に大事にしていきたいですね。
婚活というものは人が二人いて初めて成り立つものです。
あなたがよくても相手側があなたの条件を受け入れるかどうかは「あなたの条件(年齢・容姿・年収など)」次第になります。
最初に会った5人というのは、実は貴重な、ある程度条件の合った中でこちらに会ってくれる人たちだった、ということが往往にして起こりえるのです。
もっと上の人に会えるのではという期待
ではそもそもなぜこうした後悔が起きるのかというと、
「このレベルの人に会えるならもっと上の人にも会えるんじゃないか?」という期待から、そのご縁を断ってしまい、次の人へと移ってしまうためです。
もちろん、アラサー世代以下の人やこちらの条件がとても良ければこれも可能です。
しかし、アラフォー以上の世代やこちらの条件があまり良くない場合はこれが禁じ手になるのです。
「この人は美人で性格もいいけど少し年齢が気になるな」とか、「この人はイケメンで優しいけど年収が…」とか思いながら次の人へ次の人へと移っていく間に、
「あれ?この人は2番目に会ったあの人よりも性格が良くないな」とか「3番目に会ったあの人はもっと思いやりがあったのに…」など、
だんだんと最初に会った人の良さを再確認していくことになります。
こうなってしまうと大変で、10人20人と比較しつつより良い人を求めて婚活を続けることになるのですが、自分もその分歳を取り、ハードルが上がっていきます。
- 恋愛経験の多いモテてきた人
- 婚活を始めて数ヶ月以内の人
- 前に付き合っていた人が好条件だった人
- 職場に魅力的な異性が多い人
後悔する前に知っておきたいこと
では、こんな後悔をしないために婚活者が知っておくべきことがあります。
一度お断りした相手とは再度繋がりにくい
人は一度お断りされると大なり小なり傷つきます。
この時、お断りされた側に多少なりとも未練があればまだ可能性はありますが、
「どっちでもいい」または「あの時は嫌な思いをした」と感じているケースも少なくなく、その場合は再度アプローチすることは非常に困難となります。
お断りした側がよほど魅力的な人であればチャンスはありますが、
大体の人が再度申し込まれた際は「あー、この人には一度断られてるからなあ」というハンデがかかったうえでの再挑戦となる事を忘れずに。
相手が今もフリーとは限らない
あなたが再度会いたいと思っている相手が今も交際のない状態とは限りません。
あるいは結婚相談所を退会している可能性もあります。
婚活は自分側だけの都合で進むのではなく、相手がいてこそと意識することが大事です。
まとめ
- 婚活男女が最も後悔するのは、最初の方に会った人の方が良かったな、ということ。
- 一人一人との出会いをないがしろにせず婚活をしていきたいですね。
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