- 婚活で疲れた・辛いとなる原因
- 婚活で最もメンタルがやられやすい世代とは
- 妥協は必要なのか
- 婚活で疲れた・辛い人の対処法や回復術
誰だって婚活なんかササっと終わらせたいですよね。
ですが、なかなか上手くいかずメンタルに来る人は本当に多いんです。
婚活を続けていると、
もう本当に疲れた…
異性のことが嫌いになった
なんで自分がこんな目に遭わないといけないんだろう?
もう無理!人間不信!
こんな気持ちになることがあると思います。
そしてこうした気持ちになる人は決して少なくありません。
筆者は結婚相談所のカウンセラーです。
トントン拍子に結婚が決まる人もいれば、良い人なのになかなか話が決まらない人も日々見ています。
なので婚活が上手くいかなくて悩んでいる方のご相談もよく受けます。
婚活で疲れた・辛いと思う理由は、人によって多少異なりますが、多くの原因は大体共通しています。
この記事では、婚活に疲れた・婚活が辛い人に向けて、婚活カウンセラーの視点からその原因と解決策についてご提案できたらと思います。
婚活が疲れる・辛い原因
婚活が疲れる、婚活が辛い人の多くは以下の悩みを抱えています。
- なかなか良い人に巡り会えない
- ご縁がすぐに切れてしまう
- あと一歩のところで話が終わってしまう
- やる気のない人に当たりやすく、話が進展しないまま終わる
- なぜかテイカーにばかり当たる
- 断られ続けてメンタルがもたない
- 希望していない層の人たちとしか会えない
上記は特に、真面目に活動をしている人ほど多い悩みになります。
こんなことを半年以上続けていたら、誰だって疲れるし、辛いです。
異性が嫌いになりかねません。
なんなら人間不信になります。
ですが、結婚相談所の現場では半年以内に成婚されていく人の方が少なく、登録されている方の9割以上は半年以上か何年もかかっての成婚、または残念ながら縁がなく退会という結果になっています。
逆に半年以内に成婚する人の特徴
反対に、半年以内に成婚していく人の特徴として、
- 年齢が若い(34歳以下である)
- 生活力がある
- 清潔感がある
- ある程度の収入がある(女性も)
- 極端に若い人を狙わない
- 自分の両親との同居を希望しない
- 素直
- こだわりが少ない
- 素敵な笑顔
このあたりの方々は早いですね。
ただ、こちら側の人たちですら、運や縁が伴わないと半年やそれ以上婚活を続けるケースもあります。
こうなってしまったら自分は本来であれば半年以内に婚活を終了できるはずが、何が起きたのか1年やそれ以上を婚活に拘束されてしまうことになるのです。
昨今の婚活では男女とも「年齢」が重視される傾向にあり、よく分からない障害によって1年以上を棒に振ることになったらたまったものではありません。
上記の条件に該当するのになぜか婚活が上手くいかないのであれば、第三者に様子を見てもらうのもいいかもしれません。
再婚者の婚活
そして意外な話になるかもしれませんが、
再婚者同士の再婚も早いです。
再婚希望で子どもがいると不利になるのでは?と考える人が多いのですが、こちらは再婚者同士であれば案外話が早いというところがポイントです。
というわけで、再婚希望の場合、年下の初婚者をターゲットにするとなかなか苦戦しますので注意が必要です。
なぜ苦戦するかというと、婚活であえて再婚者を希望する初婚者が少ないことと、今年(2024年)に可決した「共同親権」法案に深く関わってきますので、ご存じの無い方は下記記事をご覧ください。
婚活が疲れる・辛い具体的な理由
では、婚活が難航している人のツラさをもっと深掘りしてみます。
婚活の長期化
婚活を始めた当初は、半年くらいで理想とまではいかなくてもそれなりに納得のいく相手と成婚退会できると思って婚活していたのではないでしょうか。
けれど現実はなかなか上手くいかず、1年、2年、それ以上続いてしまう人の方が多いのです。
こうなると自分に自信のある人でも否応なしに自己肯定感が下がっていきます。
そして起こることは、
- お金をかけたのに…
- 時間をかけたのに…
- 自分には魅力が無いのか…
- きっと次に会う人もダメだろう
- 一回一回のお見合いが投げやりになり諦めがちになる
上記のような心境の変化は気づかないうちに進行し、言動に出ます。
そして余程鈍い相手でない限りこちらの態度には気付かれます。
気づいたらお見合いがやっつけ仕事になっていて、崩した服装で行ったり、年下の相手にタメ口で話したり、最初から諦めモードで行ってしまっていませんか?
こうなると元も子もないので、お見合いがやっつけ仕事、相手が魅力的に感じられないと思った時は最低でも1ヶ月は婚活から離れてください。
ネガティブな気持ちのまま婚活を続けても、良い結果にはなりません。
もし、
一か月後に婚活を再開しても全然上手くいかないんだけど?
もしくは、
自分一人ではますます長期化する気がする
とお悩みでしたら、オンラインサービスで婚活の相談をすることもおススメです。
一人では見つけられなかった間違った行動や言動も、第三者視点であれば見つけてもらえるということがよくあるからです。
婚活というものは、間違った方法を何年も続けてしまうことが命取りになります。
長期化して上手くいかない場合は第三者視点でのアドバイスを聞くことも今後のための大きな収穫になり得ます。
相手に妥協しないといけないのか
巷では婚活が難航している人に対してよく「理想が高いから結婚できないのだ」「もっと妥協しろ」という心ない言葉を見かけます。
しかし、あなたは本当に妥協してまで結婚をしたいですか?
婚活が難航するとおそらく真面目な人ほど「自分は高望みなのか」と悩むと思います。
けれど結婚というのは自分の魅力だけでなく運やご縁やタイミングというもののウエイトがかなり大きいのも確か。
こればかりは不可抗力であり、その時のめぐり合わせを待つほかありません。
もちろん自分からガンガン動いて相手に断られても全く傷つかないという人は自分から機会を作っていけますが、日本人の多くはどちらかというと良いご縁があるのを待つ派が多いように思います。
その相手が自分にとって妥協になる場合、筆者は「やめた方がいい」という結論を出しておきます。
一度自問をしてみてください。
希望や理想を捨ててまで自分はその相手と結婚したいのだろうか?
結婚をするということにこだわって意地になっていないだろうか?
その相手が自分にとって妥協なのかどうかの判断基準があります。
相手と交際する中で今の自分の生活レベルや思考レベルが確実に落ちると思ったらその相手とはやめた方がいいです。
ここで大事なのは、ちょっと落ちるではなく、確実に落ちると思った時。
「この人は顔も性格もブッサイクだけど若いからいいか」とか「この人は借金があるけど優しそうだしいいか、顔は好きじゃないけど」という中途半端な気持ちではやめた方がいいです。
それでも良いめぐり合わせが来ないなと思ったら、一度今の自分の方向性が合っているかどうかを第三者に聞くのが早いです。
運、縁、タイミングというものは婚活カウンセラーでも予測することは困難であり、事前に良かれと思って用意した人を引き合わせたとしても、それが上手くいくわけではありません。
間違った方向に進んでいたら、いつまで経っても良いめぐり合わせには引き合えません。
自分はこんな相手としか出会えないのか
婚活が辛い人の多くがこの問題を抱えています。
明らかに自分側の方が条件が良いのに、申し込んでくる相手が容姿や年収の面で劣っていたり、なんらかの強いハンデがある、高年齢など、自分の希望とは違う層の人にしか会えないでいると、自分の価値自体も低く思えてきてしまいます。
この状況が続くと本当にツラく、婚活自体に希望を持てなくなっていきます。
1人、2人ならまだしも、何人も続くと心に来ます。
こうなると負のスパイラルで、妥協して結婚しないといけないのかという最悪の感情が沸き、ならば独身の方がマシだと考え、婚活をやめてしまう人が多いのです。
これの解決策としては、活動場所を複数持つことをお勧めします。
結婚相談所、婚活パーティー、婚活アプリ、婚活イベント、趣味のサークルなど、世の中にはいくらでも婚活をする活動場所があります。
一つでも多く婚活ができる場所に触れておくことが結婚までの近道になります。
下記のPARTY☆PARTYという婚活パーティポータルサイトを使うと、近くで開催される婚活パーティを検索できるため大変便利です。
特に都市部での開催が多いため、東京をはじめとした人口の多い地方の人に重宝されています。
まずはお試し程度に参加してみてはいかがでしょうか。
一人で抱えて苦しい
婚活も、30代40代やそれ以上となってくると、人に話すのが恥ずかしくなってきたり、周りに相談できる人がいなくなってきたり、良い人を紹介してくれる友人がいなくなったりします。
そうなると必然的に結婚相談所の門をたたくことになる、もしくはマッチングアプリで相手を探すことになるわけですが、これがなかなかハードなわけです。
結婚相談所も下手なところに入るとビジネス優先であまりこちらの話を聞いてくれないことがあります。
そうなると相談所の肥やしとして何年も適当な扱いをされた挙句、結婚できずに終わる、なんていう悲惨なことも起こりうるのです。
しかし、自分が肥やしにされているかどうかなんて自分からはそうそう分かるものではありません。
このため、年齢が上がるほど一人で抱えて苦しくなりやすく、まともな第三者視点で婚活の悩みを聞いてくれる人が貴重になっていきます。
そこで最近ネットでのサービスとして人気なのが、婚活の悩みを聞いてくれるオンラインサービスです。
自分一人では気づかなかった間違った行動や、顔見知りには話せない悩みなど、まったくの第三者に話すことで解決の糸口が見えることはよくあります。
もし話せる相手がいなくて煮詰まっている場合は、オンラインで婚活の悩みを聞いてもらうのも突破口になり得るため、おススメです。
断られ続けてメンタルボロボロ
男性も女性も大打撃を受けやすいのがこれです。
自分は相手に好意があるのに、ある日突然ブロックで終了された、何の前触れもなく交際終了された。
こうなると大なり小なりトラウマになるものです。
これが1回や2回ならまだしも、何度も続くと病みます。
アラサー(28歳~32歳)くらいの年齢であれば「他にもいい人いるだろう」で切り替えやすいのですが、30代半ばを超えてくるとそんな余裕もなくなっていきます。
いかんせん後がないと思うようになるのがアラフォー世代です。
そして断られやすくなるのもまたアラフォー世代以上になっていきます。
あまりにも辛いときはオンラインで悩みを聞いてくれる相談窓口もあります。
SNSでは発散できないセンシティブな悩みも聞いてくれるため、無料相談だけでも利用を検討してみてはいかがでしょうか。
婚活で最もメンタルに来やすい世代
婚活で最もメンタルを病む世代、それはアラフォー世代です。
アラフォー(35歳~44歳)世代は、世間的には女性側に厳しい目が集まりやすいですが、女性だけでなく男性もまた心が折れやすいです。
男性の場合:希望年齢層の女性に会えない、簡単にお断りされる、お金目当ての相手が増える。
女性の場合:同世代の男性からスルーされやすくなる。
アラフォー世代ともなると、早く結婚しないと後がないという焦りがまずあって辛いのと、上記の各理由が加味されるため、他の世代よりもメンタルを崩しやすくなります。
もう少し詳しく見ていきます。
男性がメンタルに来る理由
男性は、アラフォー世代になると仕事が落ち着いてくる人が増え、このタイミングで婚活をスタートする人が多いです。
しかし、いざスタートすると予想以上に難しいことが分かります。
男性における”40歳の壁”
特に難しいのが40歳を超えた側の男性たちです。
筆者の働く結婚相談所における統計ですが、40代前半側のアラフォー男性は32歳までの女性を希望する人が多く、次点で37歳までの女性を希望する人が多いです。
しかし該当年齢層の女性たちは、±3歳までの同世代か、すごく稼いでいて顔の良い10歳くらい年上までの男性を選ぶことが多く、並みの40代前半ではライバル男性たちにかなわないのです。
もちろん中には40代の男性が好きという32歳までの女性もいますが、近年では女性が自身で稼げるという環境になったため、昔のようにお金さえあれば10歳くらい若い女性と結婚できる、というチャンスは減ったわけです。
そして結婚相談所で婚活をしている40代前半男性の9割が自分の年齢より1歳以上年下の女性を希望していますが、実際に申し込みが入りやすいのは自分の年齢±3歳になるというわけです。
もちろんその±3歳の人にも会えたり会えなかったりというのが男性側の辛い点ですね。
こうした中でなかなか希望年齢層の女性と会えず、それならもう独りでいいと結婚相談所を辞めていく40代前半男性の数は年々増えています。
簡単にお断りされる
そして40代前半男性の大きな悩みは簡単にお断りされるということです。
これはどういうことかというと、この世代の男性は前述したとおり30代前半から37歳くらいまでの女性にアプローチすることが多いことに関係しています。
申し込みがスルーされることはデフォルトだとして、問題は実際に会った後に簡単にお断りされるという方です。
清潔感があって所得が平均以上であれば案外希望する層の女性とお見合いを組むところまでは行けるのですが、いかんせんライバルは就職氷河期にかぶっていない年下の男性たちになります。
そうなった時に一つ上の世代であるというだけで簡単にふるいから落とされてしまうのです。
近年の婚活女性の傾向として「同世代婚」という、自分の年齢±3歳の相手を結婚相手として選ぶ潮流があります。
こうした背景を理解していないと、40代前半男性が10歳ほど年下の女性に断られ続けることで次第に自信を無くしていき、婚活には普通の女性がいないと嘆く構図に繋がってしまうのです。
お金目当てだった
また、稼いでいたら今度はお金目当ての女性のターゲットになる事も多く(本当はあまり言いたくはないのですが)シングルマザーの方たちからのアプローチが増えます。
変な話ですが、あえて自分より5歳も10歳も年上の男性をあたってくる女性たちは、子どもが不自由なく暮らしていければいいという子ども優先思考が強くあるため、男性と結婚するというよりは子どものために再婚するという意識が強い、ということにご注意です。
もちろん自分が専業主婦をしたいという理由で高年収のアラフォー男性をあたってくる女性も多くいます。
専業主婦希望の30代半ばまでの女性も、一緒に住むならあまりにも年齢が上の世代よりは、5歳差ないし10歳差くらいまでの男性を望むため、40代後半以上の男性よりはアラフォー男性にアプローチが入るわけです。
自分がお金目当てにされていると気づく、断られ続ける、もしくは希望年齢層の女性に会えずに婚活を続けていかなくてはいけないということで、メンタルをやられてしまう男性がアラフォー世代には多いのです。
女性がメンタルに来る理由
女性が35歳を超えて出産を控えた時、日本では「高齢出産」という区分になります。
今の35歳の女性はかなり若く見えますが、医学的には高齢出産と区分けされてしまうのです。
根強い”35歳の壁”
男性は(自分の年齢を棚に上げて)女性が35歳以上になると子どもが望めなくなるのではという勝手な不安を持っています。
そしてこの不安は昭和世代の男性ほど強く持っています。
男性が自身の子どもを希望する場合、男性側はたとえ自分が50代であったとしても、相手女性は39歳以下、どんなに年齢を上げても41歳までの人に申し込んでいます。
医学的には43、44歳くらいまででも自然妊娠による出産は可能なはずですが、男性はあえてその年齢の女性には行きたがらないんですよね…。
婚活をする8割の女性は自分と±3歳までの男性をパートナーとして選びたい傾向があるのに対し、男性は年齢が高くなればなるほど自分よりすごく年下の女性に目が行くようになる人が多いです。
もちろん、中には43歳くらいの男性でも自分と同じくらいの年齢の女性がいいという人もいますが、前述したように男性は年齢が高くなるほど自分よりかなり若い女性に目が行きやすくなるため、女性は40代前半くらいから同世代の男性と成婚するのがなかなかに難しくなります。
こうした中で思うように同世代の相手と会えず、なんなら10歳も20歳も年上の男性からのアプローチが増え、メンタルを病んでしまう女性が多いのです。
婚活で疲れた・辛い状態からの回復方法
ここまでなかなかシビアな話が続いてしまいましたが、最後は婚活に疲れた・辛い時におススメの思考法についてお話したいと思います。
相性(フィーリング)が合わないと思ったら終了でいい
よく、どんな人でも3回は会った方がいいと言う助言を聞きますが、初対面時にこれは無理だと思ったら2回目以降も大体無理であることが多いです。
合わない相手に無理やり合わせて時間を潰すより、少しでも相性が合いそうな人に行った方が良いですね。
人は一人でも生きていける
まず、人は基本的に一人でも生きていけます。
相当な依存体質や無職で職歴もない場合のみハードルは上がりますが、これですら最悪でも生活保護という切り札があります。
結婚しなかったから親や先祖に悪いとか、結婚しなかったからお金の面をどうしようとか、そんなことは考えなくていいです。
世間体なんて考えなくていいです。
自分が自分の人生に満足していればそれでいいのです。
誰もあなたの人生の責任はとれません。
その代わりあなた自身が幸福であればその人生は幸せであったと言えると思います。
婚活という枷に縛られて何年も苦しむ人生よりは、いっそ開き直って自分の人生を楽しむことを考えてください。
意外とその先で良縁が見つかった、という人を筆者は何人も知っています。
ちょっとズルい「やる気」の保ち方
それはですね、
自分よりも上の世代で婚活をしている人たちを見ることです。
たとえばアラフォーよりも上の世代であるアラフィフ(45歳~54歳)世代は婚活で激しく苦戦しています。
その原因は一言、「年齢」です。
自分よりも年齢の高い層の婚活模様を見るとモチベーションが復活しやすいです。
例えば、自分が44歳だとして、49歳くらいの人が焦って婚活しているのを見ると、相対的に44歳の自分はギリギリまだ行けると思えます。
さらに、その49歳くらいの人が良い相手を見つけて結婚出来たら、自分も行けそうだと思いませんか。
これは実際に現実的なことです。(…なんだかAIっぽい口調になってしまった)
比較対象を年上世代に設定する
仮に30代の婚活者Aさんがいたとします。
Aさんからすると44歳はギリギリ同世代の範疇に入っても、50歳くらいの人に対しては写真や年齢から老いを感じ取り、上の世代だと認識し、自然と避けるようになります。
年齢が50歳くらいの人からお申し込みがあった時、30代の婚活者Aさん視点で見ると、余程年齢以外に強い魅力がない限りまずプロフィールを見るということもしません。
生々しい話ですが、50歳あたりの婚活者が30代の相手にアプローチするとなると、芸能人や資産家や社会的成功者でない限り、基本的に相手にされません。
そこで、44歳までのアラフォー世代は年齢という面でまだ戦えるという余裕が出るのですね。
もちろん同様のことがアラフィフ世代にも言えて、この場合はもう一つ上のアラカン(55歳~64歳)世代の婚活模様を見ることで自分はまだ!というモチベーションに繋がります。
ということはこれをそっくりそのままアラサー世代で婚活疲れしている人に当てはめて考えることもできるわけです。
婚活で辛くなったら、上の世代が苦戦しているなか自分はまだその世代よりは若いから!と考えてもいいのです。
根詰め過ぎない
真面目に婚活をしている人ほど、上手くいかない期間が長引くと自分を全否定されたような気持ちになります。
そんな時は趣味に没頭してみるも良し、気分転換に好きなところに出かけるのも良し、とにかく一度婚活を頭から離して生活してみるのも手です。
筆者の知っている中では、婚活が全く上手くいかなくて趣味で始めたYouTubeの繋がりから、めでたく結婚された方もいます。
婚活はメンタルの筋トレ
婚活をする中で自分の性格や日常生活の見直しに繋がり、結果、人としてワンランク以上アップしたという人も筆者は何人も何十人も見ています。
冒頭でも書きましたが、婚活で半年以内に成婚していく人は少数派で、多くの人はたくさん傷ついたり試行錯誤したりして、希望の相手を見つけたり、見つけられなかったりします。
筆者はそれら全てに意味があると考えます。
SNSで「もう婚活疲れた無理無理無理」と愚痴っている人も、行動の果てにその感想が出たわけですから、何も行動していない人よりは遥かに前進しているわけです。
婚活をどう捉えるか
少なくとも筆者は婚活をあまり楽しいものだとは思っていません。
もちろんお見合い数5人以内で条件の合う相手を見つけて成婚されていった人は「婚活はあっという間で楽しかった」という感想になります。
しかし、そうでない人からするとただただ同じことを毎回最初から繰り返す無間地獄のようなものに感じるのです。
婚活を何年も続けているからといってそのうち結婚できる保証があるというわけではありません。
むしろ何年も続けていたらお金も無くなるし自分も年齢が上がるので色々と不利になっていきます。
ですが、婚活で鍛えた心の筋肉はその後の自分の人生に何も影響しないということはありません。
普通に生活している中ではあり得ない裏切りや憤りを感じることもあれば、それをバネに人を見る目が格段に培われることもあります。
筆者が婚活に思うこと
筆者は婚活を5年経験し、もう嫌だ限界だというところまで何度も行きました。
お見合いした異性の数は50人に近かったです。
なので分かるのですが、婚活を続けて自分が試行錯誤をしたり、より良い段取りを組めるようになったり、自分がされて嫌なことは異性にしないよう配慮できるようになったり、リアルの筋トレもがんばってみたり。(リアルの筋肉も付いたり)
これが人として全く成長できていないとは思わないのです。
婚活に疲れたら、一度今までの自分の婚活を振り返ってみて、あの時の自分よりは今の自分の方が前進しているな、と思えたら、それはあなたを作る軌跡になるでしょう。
それでも不安で誰かに話したい時はオンラインの相談サービスを使ってみるのも良いかもしれません。
意外と全くの第三者に話すことでモヤが晴れたという人は少なくないんですよ。
まとめ
- 婚活に疲れる・婚活が辛い原因は、婚活が長期化していること、条件を妥協した相手としか会えないこと、一人で抱えすぎていること、お断りが続くこと、あたりが主な例。
- 真面目に婚活をしている人ほど疲れるし辛い。そのため、一度婚活を頭から切り離して思うように生きてみると、案外良縁が転がってきたりします。
- 出会いの場所を何ヶ所も作っておくのもおススメ。
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