- 30代40代以上で結婚できる人とできない人の違い
- 条件面以外で見られること
- どんなことに気を付ければいいのか
30代や40代で結婚できる人もいれば、そうでない人もいますよね。
ここには大きな違いがあるんです。
婚活では、すぐに縁が決まる人もいれば、何年も決まらない人もいます。
両者の違いはなんでしょう。
運が良い悪い、容姿が良い悪い、年齢が高い低いだけではなく、もっと根本的な理由があるんです。
運や年齢、容姿、年収などで左右されない根本的な条件は何か見ていきましょう。
相手を尊重できているか
これは漠然とした表現ですが、人間の本質に関わってくる深い要素となります。
婚活では相手のプロフィール欄でこれが書いてあるのを目にする人も多いでしょう。
「相手を尊重できる人」って、単語としては理解できていても、どこか具体的ではなく抽象的な言葉ですよね。
実際に真の意味で婚活でこれができている人は少数派です。なのでこれができると他の同性ライバルとグンと差がつくのです。
では、相手を尊重するとは具体的にどういうことを示すのか見ていきましょう。
自分だけでなく相手も楽しんでいるか
自分は楽しい時間を過ごせたと思っていても、相手も楽しんでいたかどうかまでは分かりませんよね。
分かりやすいのが、お見合いの時です。
自分は話したいことをスラスラ話せた、相手は笑顔でいたし、楽しい時間を過ごせた。
なのにどうしてお断りが来たのか!です。
これです。
お見合いを断られた人が「え!?話が合うと思ったのに!笑顔で受け答えしてくれたのに!なんで!?どうして?!!」とショックを受けますが、まさにこれ。
相手はお見合いを楽しんでいなかった、ただあなたに合わせていただけだった。なんなら気を遣って疲れていた。早く帰りたかった。です。
これがお見合いの場ではなく2回以上会ってからのお断りであればまた話は変わってきますが、お見合い段階で断られた場合はほぼこれです。
あとは相手が同時に複数の人とお見合いしていて比較された時、あなたは脱落した。
ただこれだけが真相なのです。
そしてこうなった場合、あなたがいくら未練を持っていても相手は会ってくれません。
なので気のない相手のことは忘れてさっさと次の相手に行くのがベストです。
が、その前にあなたは反省すべきポイントがあります。
自分だけが楽しんでいるというのは、異性に寄り添えていないことの表れです。
相手はこちらの話を笑顔で聞いてくれましたが、
あなたは相手の話を興味を持って聞けましたか?相手の話よりも自分の話を聞いて欲しいと躍起になっていませんでしたか?
これこそが「相手を尊重しているか」の根本になるのです。
そして30代40代ではこれができる人から結婚していきます。
自分側の利益(得)ばかり考えていないか
人の思考は、言葉や行動、表情に出ます。
さらに自分側の得ばかり考えている人ほどよく出るんです。そしてよほど相手が鈍感でない限り大体察知されてお断りされます。
自分ではどんなに隠そうと思ってもネガティブな要求に相手は勘付きます。
例として、
「自分の親と同居して欲しい、でも相手の親と同居するのは嫌だ」「共働き希望にしているけど数年後には専業主婦になりたい」などです。
また、女性が男性に対して稼ぐ能力を値踏みしたり、男性が女性に対して家事能力があるか探るなども素早く察知されます。
しかもこれ、40代以上の男女が顕著なんです。
若い世代は自分が得をするかよりもフィーリングや価値観を重視して婚活しています。
40代を超えると当然のことながら20代30代の時には思わなかった懸念事項が増えるので、自然と男女ともに現実を見据えた婚活になるわけですね。
しかしこの「現実を見据えた婚活行動」は相手からすると値踏みされているような、面接を受けているような、いやーな気持ちになります。
ちなみにこれを婚活の相手にやってしまうのは、恋愛経験の少ない人、自分に自信のない人、生真面目な人、昭和的な価値観の人に多いです。
モテる人は男女関係なくやりません。
相手に「してもらって当然」と思っていないか
婚活をする時に、相手は「男性だから」「女性だから」〇〇して当然と思っている人も結婚までは遠いです。
男性の場合
- 女性が自分側の生活リズムに合わせてくれて当然と思っていないか
- 自分側の名字に合わせるのが当然と思っていないか
- 自分の実家で自分の両親と暮らしてくれて当然と思っていないか
- 男を立てるのが女性の役割だと思っていないか
- 子どもを産むことを女性も希望して当然と思っていないか
- 男性は料理ができなくて当たり前と思っていないか
女性の場合
- 男性がお金を払って当然と思っていないか
- 男性がデートのスケジュールを立てて当然と思っていないか
- エスコートしてくれて当然と思っていないか
- 頼りがいがあるのが当然と思っていないか
- 心身ともに強くて当然と思っていないか
- 男性が率先して物事を決めてくれると思っていないか
男性も女性も昭和の価値観で婚活をしている層に当てはまります。
10年前まではこれも通用しましたが、今では古い価値観になってきています。
今は対等な意識の人ほど結婚していきます。
異性のことを考えて行動できる人は遅かれ早かれ結婚していきます。
たとえば、冬の寒い時に女性を野外で連れまわさない配慮の出来る男性や、男性が車を出してくれた時に隣でぼーっと座っているだけでなく道中楽しい話で盛り上げるとかドリンクを買ってくれる女性です。
相手の意見を否定から入っていないか
特に、相手の価値観や趣味に対して否定から入るとほぼ100%の確率で次の機会は無くお断りになります。
相手が「〇〇が好きで」と言ったとしましょう。
これに対し「別に」とか「だけど」などの否定で入ると相手は気分を害します。
また、相手が「趣味は〇〇なんですよ」と言ったとしましょう。
この時にうっすい反応をしたり、それより〇〇の方がいいと思いますよ、といったネガティブな反応をすると、当然心象はよくないわけです。
さらに、相手が大事にしている人や物や行動をけなす人もいますが、これは最悪ですね。
なんなら自分自身を否定された時よりも強い嫌悪感を持ちます。
なぜならそれが相手を形作っているアイデンティティだったりするからです。
こうした否定が何度も積み重なると「この相手は無いわ」とナシ判定になるわけです。
これはいわゆるデリカシーの問題で、自分と意見が逆でも受け入れられるだけのキャパシティがあるかの問題です。
ここで頑として自分が正しく相手が間違っていると主張してしまう人はそもそも結婚に向いていません。
元交際相手や元配偶者の悪口をペラペラ喋っていないか
これの問題点は、あくまで自分は被害者側だと思っていることです。
実際に100対0で過去の相手側に非があったとしても、お見合いや1回目のデートなど、相手との関係が浅い状態で、ペラペラと元交際相手の悪口を話すのは印象が悪いです。
誰しも、知らない人や関わりのない人の悪口はあまり聞きたくないものです。興味もそれほどありません。
そんな状態なのに「知らない誰か」の悪口を聞いていると次第にうんざりしてきますよね。
過去の相手の悪口ばかり言っている人の印象として、「この人は他責思考なんだな」「この人と関係を進めたら自分のこともこんなふうに悪く言われそうだな」というマイナスなものになります。
20代くらいの若い世代であれば元交際相手の愚痴が全面的に出ても許されますが、問題なのは30代や40代がこれをしてしまうことです。
とりわけアラフォー以上の世代は人間力が相手から見られています。
過去の相手のことばかり悪く言う人はそもそも自分を客観視できない傾向があるため、婚活では苦戦します。
真面目さが足を引っ張っていないか
これはなかなか難しい問題で、昭和の生真面目さは今の時代そこまで評価されません。
生真面目で勤勉であれば結婚できていたのは昭和という時代の特徴でした。
それよりも今は話や価値観が合うかの方がよほど重視されます。
いい人なんだけどなかなか結婚が決まらないという不遇な人は、真面目さをウリにするより、思いやりがありますと書いた方が今の時代では異性から見た印象がよくなります。
時代背景とともに婚活で求められるニーズもまた変化するので、時代に合った自分のアピールポイントを考えていきたいですね。
まとめ
- 30代40代で結婚できる人とできない人の差は、婚活で自分の利益ばかり見るのではなく、相手のことも思いやれる人かどうか。
- 自分側の利益だけで動くと相手に気づかれます。
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